2008年12月10日

ホンダのF1

ホンダが自動車レースの最高峰F1世界選手権からの撤退を表明したことを受けて、
F1チーム買収に関するオファーや問い合わせがすでに約20件に上っていること
が9日、分かった。ホンダは売却額にはこだわらない方針を示しており、売却問題
は早期決着に向かう可能性が出てきた。



 ホンダは英国の「ホンダレーシングF1チーム」(従業員700人)とエンジン
供給部門の「ホンダレーシング・ディベロップメント」(同40人)の売却方針を
示している。現在のエンジンがあれば、来シーズンも「ある程度の活動はできる」
(関係者)ほか、必要に応じて別のエンジン供給者を探すことも可能だ。

 5日の会見で大島裕志常務執行役員(モータースポーツ担当)は「チームとして
の存続が可能なら、非常に低い金額でも良いのではないか」と指摘。売却は金額よ
りも、従業員らが従来通り活動できることを重視する方針を示していた。

 英紙の報道では、ホンダF1チームの前身だった「B・A・R」の元代表で、
現在もレーシングカー製造会社会長のデビッド・リチャーズ氏が買収の最有力
候補とされているほか、ドバイの投資会社なども候補に挙がっている。


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Posted by 朝井 沙希 at 10:09

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